企業情報

CSR

私たちとサンゴ礁が共存する未来に向けて

私たちキヌガワグループが、これからも真剣に取り組まなければならないこと。それは、地球規模の環境視点から開発に取り組み品質を向上させることにあります。1998年の夏、世界各地の海で大規模なサンゴの白化現象が確認されました。白化(はっか)とはサンゴの体内に共生する褐虫藻が環境の悪化に伴い体内から逃げ出し、藻類の色素を失い白く見えることをいいます。白化は自然に解消される場合もありますが、もし長期間に及ぶとサンゴは死滅してしまい、その死骸がさらに海藻などに覆われ新しいサンゴも育たなくなり、やがてはサンゴ礁全体が死滅してしまいます。この白化現象が世界各地の海で確認されたのです。
この大規模な白化は、海水温の上昇が原因であったとされています。地球温暖化による海水温の上昇、海環境の悪化は私たち人間の生活環境の向上を求めた結果、出てきた弊害です。
これからの私たちは製品や生活環境の向上だけではなく、海環境や地球環境レベルでの質の向上を考えていかなければならないのです。地球上で最も大きな、生物の造った構造物・生命の象徴であるサンゴ礁を次の世代に残す為には、私たち1人ひとりができる小さなことからはじめなければなりません。気づいたこの時がはじめるべき瞬間なのです。

安全で楽しいダイビングは、海を自然をきちんと知ることから。インストラクターなどの指導のもと、ルールやマナーを正しく守って、セルフディフェンス及び環境保全に努めましょう。

ブランドでの取り組み

GULL

製品開発、製造において、日本の老舗ダイビングギアメーカーとしての技術をフルに活かし、揺るぎない安全性、信頼性の高さ、本物志向の製品を通じて、未来の人々へ海とふれあう喜びを広めるためにも、環境保全への活動は課題として考えています。
地球への負荷を軽減し、限られた資源を守るためにも、製品自体の耐用年数を向上させ、素材の回収を行いながら製品へと循環させていく経済活動についても、取り組むべき課題としてとらえています。未来へつなぐ活動としての複合的なでトライアルを続けること。私たちは環境に配慮し、お客様に愛着を持って長く使い続けていただける製品づくりに取り組んでまいります。

公式サイトへ

GULL

四方を海に囲まれた日本は、海に棲む生物にふれ、この地球が創り出した雄大な自然に触れる恵まれた環境といえるでしょう。日本で製造してきた企業として、海を守り、未来の子どもたちへと引き継いでいくために、海や自然をとりまく問題に対する意識を持ちながら、私たち一人ひとりが行動を起こすことが大切です。
行動の一つとして、プラスチックパッケージはリサイクル率70%、台紙などの紙資源も環境に配慮したFSC認証取得のものを採用する取り組みを進めております。
海を愛するすべての人と、海の環境を守ってきた先人から引き継いだバトンをまごころを込めて未来へとつなぐ。日々感謝を忘れず、美しい海を共に守っていきましょう。

公式サイトへ

賛同プロジェクト

チーム美らサンゴ

自分たちの手でサンゴを植え付け、かつての水中景観を取り戻したい
沖縄県の恩納村でのサンゴ植え付けプログラムや啓発イベントを通じて、「美ら海を大切にする心」をより多くの人々に広げることを目的としています。
海で遊んでいるからこそ、海について知ること、自分たちができることを考えるということが必要になってきています。チーム美らサンゴの活動はノンダイバーからダイバーまで幅広い層が参加でき、その気付きを与えてくれる活動であると考えています。海を愛するすべての人が、海のためにできることを考えられるように我々(株)キヌガワもより多くの方に「美ら海を大切にする心」を伝えるべく取り組んでいます。
企画・運営:チーム美らサンゴ